子どもを強くするのは”根拠のない自信”だった!?
こんにちは! 尼崎市にある、1中学専門塾の小園ゼミナールの山本です。 先日の研修で、こんな言葉にハッとしました。 『「根拠のある自信」より「根拠のない自信」の方が良い』 一見不思議ですが、子どもたちの未来を考えると深く納得できる言葉です。 今回は、この言葉が先の未来にどうつながるのかを考えていきたいと思います。 根拠のある自信は”条件付き” テストでいい点を取ったり、コンクールで賞をもらったりすると、子どもは自信を持ちます。 しかしこの自信は「結果が出たときだけ」のものです。 次にうまくいかなければ、簡単に崩れてしまうことがあります。 根拠のない自信は”挑戦力”になる 一方で「自分ならできる」「なんだかうまくいきそう」という根拠のない自信を持つ子は、失敗をしてもすぐ立ち上がることが出来ます。 心理学でも、「自分ならできる」と思う自己効力感を持つ人ほど、挑戦する回数が増え、結果的に成功体験を多く積めることが分かっています。 (アルバート・バンドゥーラ カナダ心理学者 社会認知理論より) 社会に出てからこそ差がつく 中学生までは、テストの点数など目に見える結果が自身のもとにになります。 しかし大学受験や社会に出ると、やったことのないことに挑戦する場面の方が圧倒的に多くなります。 その時に重要なのは、まさに「根拠のない自信」です。 「知識よりも大切なのは、まず『自分を信じる力』」。 今日の一言が、明日の大きな自信となります。 今日も一歩前に進むお子さまを、ぜひ温かく見守ってあげてください。
