【伊丹北ゼミ】国語って大切?
“友達の気持ちを 知る”は 国語力で育てられる? こんにちは、 伊丹市にある、 1中学専門塾の伊丹北ゼミナールの田仲です。 学校生活の中で、 「友達の気持ちが分からない…」 「どう声をかけていいのか迷う…」 という相談を聞くことがあります。 実はこれ、国語の力と深い関係があります。 今日は、国語の学びと結びつけながら 友達の気持ちを知るためのヒントを紹介します。 ■ 国語で大切にしている「行間を読む力」 国語の読解では、 登場人物の気持ちを読み取る場面がよく出てきます。 「なんでこの子はこう言ったんだろう?」 「このとき、どんな気持ちだったのかな?」 これはまさに、 “相手の立場に立って考える練習” そのもの。 友達との関係でも同じで、 表情 口調 言葉の選び方 普段との違い などの“行間”に気づけると、相手の気持ちが見えてきます。 国語の読解力は、現実のコミュニケーションにも生きる力です。 ■ 友達の気持ちを知る3つのコツ ① “事実”と“気持ち”を分けて考える 国語の問題で 「筆者が言いたいこと」と 「本文に書かれている事実」を分けて整理するように、 友達との会話も、 今起きたこと(事実) そのときの気持ち(心) を区別して考えると見えやすくなります。 ② 「なんで?」を一回だけ心の中でつぶやく 登場人物の気持ちを考えるとき、 “なぜこうしたのか?” を考えますよね。 友達も同じで、 心の中で「なんでそう言ったんだろう?」と一度つぶやくと、 相手の気持ちへの理解が深まります。 ③ “言葉選び”から気持ちを読み取る 国語で“言いかえ”や“表現技法”を学ぶのは、 言葉の微妙な違いを感じ取るため。 友達の 「大丈夫」 「別にいいよ」 「あとででいい」 こうした言葉も、実は気持ちが少しずつ違います。 言葉のニュアンスに敏感になることは、 コミュニケーションの大きな武器です。 ■ まとめ 国語は“人の気持ちを理解する科目” 国語=読解問題…と思いがちですが、 本質は “人の気持ちを想像する力を育てる科目” です。 行間を読む 理由を考える 言葉のニュアンスをつかむ これらは、友達との関係でもそのまま役立つ力。 国語の学びを通して、 “周りの気持ちに気づける自分” を育てていきましょう。 保護者の方へ一言 お子さまが「人の気持ちに気づける力」を 育てるには、国語の学びと日々の小さな会話が 大切な土台になります。 ぜひ、ご家庭でも「今日はどんな場面で相手の気持ちを考えられた?」と、 優しく声をかけてあげてください。 お子さまの成長を、教室と一緒に見守っていければ嬉しく思います。
