流行語はただの流行じゃない?勉強に役立つ“時代の視点”
こんにちは! 尼崎市にある、1中学専門塾の小園ゼミナールの山本です 2025年も終わりに近づき、世間では「新語・流行語大賞」のノミネート語にもたくさんの注目が集まりました。 今回は、そこから「これからの学び」に活かせる内容にしてみました! ■ “今の言葉”で、“今の子どもたちの学び”を考える たとえば、ノミネート語のひとつである「ミャクミャク」。 皆さんは万博に行きましたか?ちなみに私はというと人混みが苦手なので行っていません… これは、2025年に大きな話題となったキャラクターにまつわる言葉ですが、 勉強もまた、「ただやらされるもの」ではなく、“自分なりの目的や目標、キャラクター”を持つことで、自然とやる気につながります。 「なぜこの教科を学ぶのか」「将来どんなことに役立てたいか」。 そんな“目的づくり”を、ご家庭でも一緒に考えてみるのがいいかもしれませんね! ■ 社会の変化やニュースから学ぶ — 勉強を“身近なもの”に 「古古古米」「物価高」など、ニュースや生活に直結する言葉が目立った2025年。 こうした言葉に触れることで、社会の現実、自分たちの生活、将来について考えるきっかけになります。 教科書だけでなく、新聞やニュースを読む習慣を通じて、国語や社会はもちろん、思考力・判断力も育っていきます。 ■ 情報との付き合い方を考える — メディアリテラシーも学びの一部 インターネット、SNS、テレビ、新聞などなど。ノミネート語の中には「オールドメディア」のように、情報の受け手としての立ち位置を問う言葉もありました。 情報があふれる今だからこそ、「どう読むか」「何を信じるか」 を意識することが大切。 それは学校での勉強だけでなく、生涯を通じて必要な力です。 ■ 勉強と休息、生活バランス — 無理なく、続ける力を大切に 「リカバリーウェア」といった言葉からもうかがえるように、2025年は“健康・休息・生活全体の見直し”がトレンドのひとつに。 勉強だけに “全集中!” せず、体と心のケアも大事です。 適度な休息、規則正しい生活、気分転換。そのバランスがあって、よい学びが定着します。 “流行語”をきっかけに、子どもの学びを一緒に考える 流行語は、ただの流行り言葉ではなく、社会の空気、世代の価値観、時代の関心を反映しています。 だからこそ、その言葉を“教材”として使うことで、教科の枠を越えた学びや会話のきっかけになります。 ご家庭や学校、塾どの環境にあっても、 「子どもにとって“今”意味のある学び」を一緒に考えることが、これからますます大切になると思います。 来年以降も、社会の変化や時代の言葉を通じて、 “学び”にあたらしい価値や視点を加えていきたいですね。
