10分以上の解説は無駄だった
人はどのくらいの時間、集中して人の話を 聞き続けることができるのだろうか。 【会話術】人が話を聞いてくれる時間はどれくらい? - しらすのStudy blog【会話術】人が話を聞いてくれる時間はどれくらい?【会話術】人が話を聞いてくれる時間はどれくらい?こんにちは、しらすです。 この人の話長いな、、、と思ったこと、誰でも一度はあると思います。じゃあどのくらいの時間で話すのがteshi-learn.com こちらのサイトを参考にすると 興味のない話であっても、最低3分間は 集中して耳を傾けてくれるそうだ。 それ以上になってくると 例え興味のある話であっても、最大で15分までしか 集中力が持たないようである。 そう考えると、長々と授業で問題の解説をしても その声は、生徒の耳にはきっと届いていないのだろう。 ましてや、授業に興味のある生徒はきっと少数派なので 10分を超える解説は、無駄な時間のように思えてくる。 「会議は1時間」という常識が生産性を下げる。会議は「15分×2=30分」が原則である。課長クラス以上のマネジャーにとって「会議術」は、チームの生産性を上げるために必須のスキルです。ところが、私たちには「会議術diamond.jp 集中力の波は15分周期だと言われている。 つまり、人間の集中力を維持するためには 「15分」をワンブロックとして考える必要があるようだ。 https://diamond.jp/articles/-/168711?page=2 テレビのCMも15分周期に差し込まれるのは そのためである。 そう考えると、15分問題演習+9分解説 このくらいの配分が、一番理にかなった配分なのかもしれない。 これを2セット繰り返すとだいたい50分経過するので 1コマが終わるようなイメージだろうか。 よく、授業内での演習と解説の配分をどうするかと悩む時があるが 『演習:解説=5:3』 この配分がベストなのかもしれない。 50分授業だったら 解説は20分弱、演習は30分弱 このくらいの配分である。 もちろん、演習でなくとも 話し合いの時間を設けるでも構わない。 とにかく、教師が10分以上話し続ける状態は あまり好ましくない。 そういえば、以前勤めていた塾では 『授業をしている感を出すために、集団授業は 解説の時間を多めに取ってください。』 こう言われたことがあったが これはあまり理に適っていないように見えてくる。 まとめ 解説に熱が入ってしまって 気付いたら授業時間がもう残っていないということは 先生なら一度は経験があるのではないだろうか? だが残念なことに、その解説のほとんどは 生徒の耳には届いていなかったということだ。 伝えたいことがありすぎて ついつい説明が長くなってしまう気持ちはよくわかるが 我々が思っている以上にあれこれ話す必要はないし 我々が思っている以上に、もっと生徒自身に 演習させる必要があるように私は思う。
