【長丘ゼミナール】好きな食べ物が好きな理由
こんにちは!長丘ゼミナールです! 実はこのブログ、 ここ一カ月くらいの期間の出勤日には毎日書いています。 理由は様々あるのですが、その中の一つには 「文章力を鍛える」というのがあります。 今の受験生の作文指導をしていると 「何を書いていいのかわからない」 という生徒からの質問・嘆きがとにかく多いんです。 意外にもこれって大人でも悩むポイントなんですよね。 文章を書くにあたって悩むその「何」にあたる部分、、、 意外にも根本のことからわかってなかったりします。 どういうことかを次の例で考えてみましょう。 例えば作文の課題が 「好きな食べ物とその理由を書いてください。」 だったとします。 さて、あなただったらどうやって文章を作りますか? 少し想像してみてください。 当然、最初に好きな食べ物を挙げますよね。 この後の「その理由」が意外と難しいんです。 普段何気なく話している「好きな食べ物」 その理由まで考えることって結構少ないんですよね。 言ってしまえば「美味しいから」で終わってしまうものです。 そこをいかに膨らませていいのかがポイントです。 例えば、韓国料理が好きだったとしましょう。 そこに理由を入れるとすれば ①辛い物が好きだから ②韓国旅行に行ったときに美味しかったから ③K-POPが好きで韓国文化に興味があるから などと膨らませていくことが出来ます。 では、これらがどんな枠組みにあるのかを考えましょう ①【比較】 色々な味がある中で辛い物が好きという他との比較から成り立っています。 それそのものを説明するのではなく、 たくさんの中での一つとして捉えることで 書けることがグンと広がります。 ②【経験】 食べ物について話をする時には、 食材や味であったり「食」に直接関わることでしか 説明が出来ないわけではありません。 背景であったり、今までの経験を絡めて説明するのも一つの手です。 ③【話題の転換】 そもそも味やその食べ物について思いつかなかった場合は 無理矢理にでも自分の得意分野の話を引っ張り出すことも良いです。 テーマから外れすぎないことを意識すれば立派な理由に出来ます。 こんな感じで話の持って行き方を 枠組みとして捉えると一気に頭の中が整理されませんか? 塾ではこうやって上手に文章を広げるテクニックを学ぶことが出来ます。 でも、それを教えるためには自分自身にそのテクニックがあって それを言語化出来る必要があるので ブログでトレーニングしていたわけなのです。 ただし、ブログで一番大変なのは 最初のテーマ探しやんけって思い始めているのには 気付いていないフリをしています。。。
