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今日は朝一番で忠生教室のエアコンを清掃してきました。 忠生教室のエアコンはダイキンの高性能エアコンで、コロナ禍に発売された空気換気機能付きのものです。下の写真にある「うるさらX」です。 しかし、空気換気機能付きということは、それだけ空気の出入りが多いから汚れやすい…。 一番稼働する夏の暑さもある程度落ち着いたので、今日一気に清掃してきました。 写真にあるようにカバーをつけて、フィルター類を外し、専用の洗浄液を吹き付けてしばらくおきます。   その後、こちらも専用の噴霧器で水で流していきます。 洗剤吹付け→しばらく置く→水で流す。を3度ほど繰り返し、さらに汚れやカビがこびりついているところには漂白剤を使用し洗浄しました。   バケツに流れ出た汚水はなかなかの汚れでした。 フィルター類も洗浄して乾かし、エアコンとフィルターをドライヤーで乾燥させました。 ただ、内部の細かいところまでは乾燥出来ないので、エアコンを動かして乾燥をさせます。2時間ほどタイマーで動かしました。 エアコンから出てくる風はとても爽やかでした。フラップ等についていた汚れもすべて綺麗になりました。   2時間ほど掛かりましたが、これで忠生教室の生徒さんも快適に学習して頂けると思います。

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昨日は定期テストがまだ完了していない中学生の定期テスト対策が大変でした。 一部の保護者さんへはお電話・ご連絡させて頂きましたが、生徒さんの「終わっている。」というニュアンスは、きちんと精査しなければいけないことをお伝えしました。 終わっているというのは、何が終わっているのか? ・提出するワークが解き終わっているのか? ・テスト範囲の教科書が読み終わったのか? ・ワークが終わっているとしても、本当に自分で解いたの? ・解いたのであれば分からない問題は無かったのか? ・間違えた問題は解き直したのか?   など、「終わったとの言葉の裏側」を見てみると、生徒さんにより実情は全然異なります。 昨日登校したとある中学2年生の生徒さんですが、 ・数学のワークは最後まで解いたが、間違えた問題の解き直しはやっていない。 という状況でありました。   それでは「終わった!」ということにはなりませんね。   実際にテスト範囲の復習をセルモシステムや、テスト対策授業で配布したiワークプリントをやってみると、「あれあれあれ?」という場面が沢山ありました。 今の中学校のテスト範囲は膨大で、生徒さんによってはやりこなすのが精一杯の場合もあります。   だからこそ、生徒さんの「終わった」は精査が必要です。   疑うという意味では無いのですが、再確認して最後までしっかり苦手克服に取り組んでもらうことが大事です。 しかし、その再確認や克服には時間が必要です。部活動、趣味、習い事、様々ありますが、それぞれの活動とのバランスを保護者さんは意識されて下さい。 話は変わり、   昨日10月1日、イランがイスラエルに向けて180発以上の弾道ミサイルを発射し、SNS上では多くのミサイルがイスラエルの防空システムを突破し着弾している映像が流れています。 イランは「90%以上が着弾した。」とし、イスラエルは「多くを迎撃した。」としています。どちらが真実かは分かりませんが、映像を見る限りでは少なくとも数十発は着弾しているものと思われます。   この攻撃は、標的となった施設がイスラム主義組織の最高幹部イスマイル・ハニヤ氏や、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ指導者のハッサン・ナスララ師の殺害計画に使われたとのことです。   迎撃ミサイルは、イランの革命防衛隊が昨年6月に公表した「極超音速ミサイル」が初めて使われたようです。マッハ10以上でこのミサイルは飛ぶようなので、イスラエルのアイアンドームでも迎撃は難しかったとのことでしょうか。 アメリカはすぐさまイスラエル指示の声明を出しており、このミサイルの迎撃にはアメリカ軍も協力しているようです。   アメリカ以外もイギリスなどもイスラエルを支援しています。日本も石破新首相がイランの攻撃を非難しています。   いずれにせよ、パレスチナのハマスとイスラエルの間に始まった紛争・戦争は、影響範囲を広くしておりなかなか終わりを見せません。 そもそもは、この争いは2,000年以上続いている民族間の争いです。   この争いの経緯・双方の言い分は複雑で、政治・宗教・軍事産業が入り組んでいます。   軍事専門家の意見では、イランもアメリカやイギリスを敵に回して全面的な戦争はしないだろうと言っています。   私もそう思うのですが、双方の多くの国民・市民が犠牲になっています。   なんとか双方妥協点を見つけて、事態の沈静化を図ってもらいたいものです。

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セルモ通塾生では無いのですが、知人の小学校5年生を持つ保護者さんから、某大手学習塾の算数の問題の解き方が分からないということで、質問がありました(笑)   私立中学校受験を予定されているとのことです。   気分転換がてら解いてみましたが、通常の小学5年生の教科書には無い問題です。 つまり普通に小学校5年生の知識を全部知っていたとしても、なかなか解けない問題です。こういった問題の経験が無い生徒さんが解こうと思うと、今まで学んだ図形知識はもちろんのこと、新たな発想をミックスさせて考えていく必要があります。 私立中学校ではこのような問題は頻出なので、受験を予定している生徒さんは、少なくとも小学校6年生の半年以上はこういった問題に慣れる必要があり、時間の確保が必要です。上位校を目指す生徒さんであれば、その期間は1年欲しいです。 そういう意味では、遅くとも小学校6年生の夏休み、早ければ春休み中には6年生までの通常の学習(教科書学習)は終える必要があるわけです。   さて、この問題の解き方ですが中学校の方程式のルールを使うと、比較的簡単に解くことが出来ます。簡単と言っても、一次方程式を完全に理解している人で無いと難しくいレベルです。 では一次方程式を知らない小学生はどうすれば良いでしょうか?   中学受験する生徒さんは、「代入算(置き換え)」という知識を学ぶので、この「置き換え」が理解出来ている生徒さんであれば、この問題を進めることが出来ます。 「置き換え」は実は一次方程式とほとんど同じで、今回の問題でいうと「縦」や「横」という言葉で置き換えれば良いのですが、この縦がX、横をYと仮定するのと同じです。   実は私自身も中学校受験をしたのですが、中学校で方程式を学んだ際に「最初からこの解法を教えてくれていたら楽なのに!」と思ったものです。成績上位の同級生は、すでに中学受験の際に方程式を学んでおり、「俺はもう知ってるよ。」と自慢されたものです。 この「置き換え」ですが、式が長くなるので根気強く式を書いていくこと、その式が本当にあっているか、答えが出たあとに「検算(確かめの計算)」をする必要があります。つまり丁寧に解かないといけないので、受験本番ではどの程度時間を掛けるか?という問題も出てきます。   つまり、それだけ普段から「勉強体力」「根気強さ」「丁寧さ」を身につけることが出来るかが勝負になります。6年生から私立中学受験準備を始める生徒さんもいらっしゃいますが、このあたりが身についていない場合が多く、3-6ヶ月程度の受験勉強で「辞めた!」ということになるケースも多いです。 そういう意味では最低でも5年生、出来れば4年生から受験準備を始めてください。

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昨日は鶴川教室と木曽教室で2学期中間テスト対策授業を実施しました。 鶴川教室はメインの鶴川中学校の定期テストが終了したので、他校の生徒さんや、期末テスト対策を進めたい鶴川中学校の生徒さんが参加してくれました。 セルモは社員講師+デジタルAI学習システム+オリジナルノートを活用して学習を進めますが、生徒さんの課題に合わせて柔軟に科目や学習内容を切り替えることが出来ます。   昨日実際に行った学習内容です。     ①地理の出題範囲が九州と中四国だった中学2年生の生徒さん 九州と中四国の地理・産業・農業等を覚えるのが主な目的ですが、その前提としてそれぞれの都道府県名や県庁所在地を覚えているかが課題でした。 口頭でチェックしてみると、残念ながらほとんど覚えていませんでした。よって、先にそれらを覚えてから本題の学習に進みました。 なんとかテスト対策授業時間中に終了することが出来ましたが、本来は学校の授業実施時に覚える必要がありましたね。 また、歴史のテスト範囲も一部復習しましたが、御三家の「水戸」の読み方がわかっていなかったので、今回きちんと確認出来て良かったです。   ②近似値と有効数字を学習した中学3年生の生徒さん 受験対策で近似値と有効数字を学習しました。学校の授業ではすでに終わっているのですが、「真の値」「誤差」など用語の理解がはっきりとしていませんでした。 具体例で説明することで、それぞれの用語の意味が理解出来たようです。   基本用語が理解出来ないと解けない単元が多くなりましたので、学校の授業でも教科書に書いている内容、先生の説明をしっかり捉えることが重要と伝えました。分からない時は、都度その時点で質問していくことが大事です。   ③公民の先取り学習に取り組んだ中学3年生の生徒さん 鶴川中学3年生は公民の学習が大幅に遅れているのですが、この機会を使って公民の教科書に沿って約50ページ学習に取り組みました。 公民の教科書は約200ページあるのですが(目次などを除けば180ページ分位)、約1/4進めることが出来たのでとても良かったと思います。   「持続可能な社会」「グローバル化」「国民主権」など、公民の学習でも非常に重要な箇所を学習出来たので、学校授業はスムーズ受講出来るはずです。 ④おうぎ形と様々な立体図形を学習した中学1年生の生徒さん 中学1年生の図形は小学校の図形が完璧に理解していないと、全く太刀打ち出来ない内容です。   とくにおうぎ形は対応出来ない生徒さんが多く、この範囲を先取り学習しておくことは非常に重要です。   実際に進めてみると、円の面積と円周の公式を混同していたり、おうぎ形が円の一部であり、その割合により中心角や弧の長さが決まることの理解が難しかったようです。 しっかりサポートし、自力で解けるようになりました。   ⑤錯角と同位角の位置関係を学習した中学2年生の生徒さん 錯角と同位角の位置関係を含む、図形の合同・証明は中学2年生数学の鬼門です。   図形が苦手な生徒さんは、この単元を丸ごと放棄することも珍しく無く、定期テストで10点以下…といった生徒さんもでてきます。   今回学習した生徒さんには、自身でしっかり図形を書くこと、そして並行マークや角度・補助線などをしっかり書き込み、錯角と同位角の位置関係をしっかり覚えていくように伝えました。 こういった作図や条件の書き込みは、小学生からの習慣付けが非常に重要です。   最近は「作図は面倒だから書きたくない!」と言い切る小学生が増えてきました。しかし、こういった丁寧な作業から逃げていると、中学生で痛い目に遭います。   このように、昨日登校した生徒さんは、それぞれの課題を見極め学習内容を提案し取り組んでもらいました。   科目や内容を柔軟に切り替え学習・指導出来るのはセルモならではのメリットだと思います。   もちろん指導する講師もしっかり知識を持っている社員が対応させて頂きます。

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昨日の中学生の授業は、定期テストの関係で理科と社会のテスト範囲を学習した生徒さんが多かったです。   しかし、色々問題を感じた一日でした。 それは理科や社会への関心が極端に無くなっているからです。   例えば、中学3年生は日中戦争から戦後・現代の日本までがテスト範囲でしたが、その中で最重要なポイントである第二次世界大戦がどのような背景で起こったかを答えられない生徒さんが多かったです。 きちんと答えられた生徒さんは、「ドイツがポーランドに侵攻したから」と回答できました。   中学生であれば、この点を回答できるとOKです。高校生であれば、その侵攻した理由や背景を語れるようにしたいです。自分が高校生の時は、第一次世界大戦・日中戦争といった他の戦争用語も含め、第二次世界大戦が起こった理由を説明する記述問題がありました。   昨日回答できなかった生徒さんの中には、テスト範囲に第二次世界大戦が含まれていることは把握できているけど、戦争と言われても自分から遠い話なのであまり関心が無いとのコメントもありました。 過去のblogにも書いたことがありますが、この戦争での死者数は5,000から6,000万人と言われており、人類史上最悪の戦争でした。   この戦争も含め、歴史を学ぶことで人類や社会がどのように変化し、進化してきたのかを知ることができます。   その学んだ内容を各自が活かし、平和な社会やより良い人間関係・生活を目指していくわけです。   なぜ関心が無いのかな?と考えてみましたが、「大人がきちんとその意義を説明できていない。」「今はもっと刺激的なものがたくさんあり、関心が向きづらい。」「あまりにも授業時間が短かすぎて、関心を持つまで学べていない。」こういった理由があるかもしれません。   昨日の理科や社会を学習した生徒さんには「日常で見る飽和水蒸気」「平壌宣言から20年経過したけど解決しない拉致問題」など、少しでも関心を持ってもらえるよう各用語の補足説明を簡単にしました。   ちなみに、PKO活動(国連平和維持活動)を解説した生徒さんは、今日現在でも世界で多くの紛争や戦争が起こっていることを説明すると大変驚いていました。   同じ15歳でも、毎日安心に生活でき、衣食住が揃っている環境というのは世界的に見たら幸せであることをお話すると、その後の授業はとても真剣に取り組んでくれました。   やはり伝えるということはとても大事なのだと思います。できるだけ日常生活の情報と、それぞれの単元を結びつけて説明していきたいですね。

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能登地方の大雨洪水本当にお気の毒であります。 特に輪島市では自宅にいた中学3年生のお子さんが自宅ごと流されて行方不明になっています。   輪島 流された自宅にいた中学生 行方捜すも手がかり見つからず https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240923/k10014589891000.html   昨日教室に登校していた中学3年生の生徒さんと、この件について少し話をしました。生徒さんもニュースでこの件を聞いて、自分と同じ年齢のお子さんが行方不明になっていることにショックを受けたそうです。   無事を祈るとともに、事故なく安全に暮らせている以上、勉強や毎日の生活に一所懸命頑張ろうねと会話しました。 さて、毎年のように大雨災害が起こっているわけですが、国土交通省が発表している国土交通白書2020を見ると、大雨の回数・土砂災害の発生件数、どちらも右肩上がりです。   温暖化や、度重なる大雨により地盤が緩くなっている等の関係があるでしょう。       また、下の図にあるように日本の河川は勾配がきついものが多く、大雨の時の災害発生までの時間が短く、避難までの意思決定を早く下す必要があります。   話は変わり先日ブログに投稿した「学校では指導要領の中身を全て授業しているわけではない。」というお話ですが、一番影響を受けるのは中学3年生です。   今回も2学期中間テスト時点で「公民」の学習が始まっていない学校があります。 公民は約180ページ教科書がありますが、これを受験までの5ヶ月で全て学ぼうと思うと、かなりハイペース・無理がある学習になります。   なぜ公民が始まっていないのか?それは地理・歴史の勉強が遅れたからです。2年生の3学期で鎌倉時代を勉強していたので、この状況は危惧していました。   案の定その通りになったのですが、やはり学校の授業時間数が足りないのだと思います。   教室のほうでも公民対策をしなければいけないなと思いましたが、数学や英語の学習もまだまだ残っているので、どうやって対策時間を取るのか少し考えたいと思います。

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セルモ3教室では土曜日にテスト対策授業を実施、鶴川教室は鶴川中学校3年生の修学旅行の関係で22日(日)に3コマ、23日(月・祝)に2コマテスト対策授業を実施します。 しかし、鶴川中学校の年間スケジュールは少し首を傾げることが多いです。 内申点が掛かる定期テストの直前に修学旅行や文化祭があります。どうしても精神的に未熟な中学生です。色々なイベントがあれば、そちらになびいてしまい、勉強は疎かになってしまいます。 勿論、そういった環境の中でもやりこなす生徒もいるでしょうが、やりこなせる生徒は少数です。 勉強に集中してもらわないといけない時は勉強にと、もう少しメリハリを付けたスケジュールのほうが良いかなと思います。 さてテスト対策授業の感想です。   テスト対策授業では中学2年生の指導に苦労しました。それは数学で連立方程式の利用と一次関数がテスト範囲として予定されていたからです。   簡単に言うと、連立方程式の利用は小学校と中学1年生で学んだ文章題の苦手範囲の代表格が要素として含まれているからです。 売買・濃度・割合・速さなど、言葉の意味から単位変換・計算公式など、すべてをパーフェクトに理解していないと解けません。 実際に土曜日には、とある生徒さんが「原価・仕入れ・利益・定価」などの言葉の意味が分からず(※2か月前に内容はすべて説明済みなのですが、苦手なのでしばらくすると忘れてしまいました。)、改めてすべて説明しなおすことになりました。   さらに一次関数は、小学校4年生の「ともなって変わる」が理解出来ており、さらに5/6年生で学ぶ比例/反比例、中学1年生の方程式・比例/反比例の公式やグラフ等、こちらもすべてパーフェクトに理解している必要があります。   中学1年生の終盤や中学2年生から入塾してきた生徒さんは、これらがほとんど抜けているケースも多く、通常授業+テスト対策授業を駆使してもやりきれない生徒さんもいます。   そういう意味では、いま小学校3-5年生の生徒さんのご入塾や体験が多いですが、保護者様は勉強とそれ以外の掛ける時間のバランスをよくお考え頂きたいと思います。   小学校では前のblogでも書いたように、ひとりひとりがきちんと理解出来るまで授業や指導をしているわけではありません。極論ではなく「すべて理解出来ていない。」生徒さんが最近はとても多いので、我々のような専門機関できちんと理解度のチェックを受け、理解出来ていない場合はしっかり時間を割いて復習や対策に取り組んでいただきたいと思います。 なお、鶴川中学校2年生の一次関数は、通常1ヶ月半くらいでやる内容をかなり短縮して実施したようです。多くの生徒さんが、「学校の授業は早すぎてほとんど分からなかった。」とのことです。 彼らは夏休みに、上記に書いた小学校や中1で学んでおくべき一次関数のベースとなる知識を復習したのですが、やはりその範囲が広く量も多いので、すべてやりこなすことが難しかったのです。   そうは言ってもテストまで数日なので、なんとか明日中には終わらせるよう持っていきたいと思います。   逆に入塾が早かった生徒さんや、遅かったとしても授業時間やコマ数をしっかり取って頂き復習に時間を掛けれた生徒さんは、こういった問題が起こらないのでスムーズにテスト範囲を終わらせ復習も終わっています。 すでに、5科目の基礎学習・復習がすべて終わった生徒さんもいます。 その差は大きいです。

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9月は各教室小学生の方に沢山体験に来て頂きました。 ※10月になると定期テストが終わった中学生の方の体験が増える傾向があります。 小学生の方に面談・学力チェック・体験学習をさせて頂くと、現状の小学校のカリキュラム(科目数、各科目の内容、授業時間数など)は正直無理があるなと思います。 大きく分けて問題点と思う点は、以下の3つです。   ①科目数、学習範囲、難易度、これらを確実にやりこなす時間が足りてない。   ②学校の先生により、指導内容が異なり過ぎる。   ③タブレット学習を導入するのは良いのですが、「書かない」学習では身につかないことが多い。 まず①ですが、時間を掛けずに足早に単元が進んでいく結果、勉強が苦手な生徒さんは学年の早い段階で学習から距離を置いてしまいます。学習に距離を置くと、同じ境遇にある生徒さんと色々やり始めてしまいます。   その結果、分からない範囲がとても広くなり、復習にとても時間が掛かるようになりました。 次に②です。   ①の影響が大きいですが、多くの単元をやりこなすのは難しいと考える先生は、基礎範囲のみ徹底して指導してくださいますが、取り組んでいない単元や範囲も沢山あり、中学校進学後に「それは知らない。」ということになります。 一方、指導要領があるのだから「そのとおりにしなければならない。」と考える先生は、全体を足早に指導します。しかし、足早に学習するので基礎力が身につきません。   実際にこれは過去にあったとある小学校の算数の授業ですが、何と速さの学習をたった一日で終わらせてしまったのです。速さは現状「単位量あたりの大きさ」という単元の一部ですが、速さの概念から始まり、時間や距離の単位変換、速さの計算公式など、45分の授業で理解することは不可能です。   足早に指導される先生が数年続くと、学習が苦手な生徒さんは、授業内容がほぼ分からない状態が続き、学習は諦めの境地に至ります。 ③の影響も大きいかなと思います。   セルモではノート学習・ノート指導に重点を置いていますが、ノートが書けない生徒さんが近年本当に増えました。   特に、算数や数学は計算式を書かない、書かなくても良いと考えてしまっている生徒さんが増えました。これでは、いざテストになったら精度高く解くことは出来ません。   このように様々問題がある小学校のカリキュラムですが、国が定めた指導要領がすぐに変わるということはありません。つまり、その罠にはまらないようしっかり備えるしか無いのです。そのための時間や機会をしっかり作っていただきたいと思います!

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中学3年生の国語の定期テスト範囲で「論語」が指定されている学校が多いです。   論語は漢文なので、漢文と聞くだけで学習を避けてしまう生徒さんが多いですが、論語とは何であるか、どういったことを目的に学習しているか、そのあたりを把握してから学習にアプローチすると、結構楽しく・楽に学習することが出来ます。   論語は、wikipediaによると…   孔子とその高弟の言行を、孔子の死後に弟子が記録した書物である。 儒教の経典である経書の一つで、朱子学における「四書」の一つに数えられる。 その内容の簡潔さから儒教入門書として広く普及し、中国の歴史を通じて最もよく読まれた本の一つである。 とあります。   まず、孔子は紀元前500年前後に活躍した春秋時代の中国の思想家・哲学者です。紀元前500年ということは、今から2,500年前の人物です。 2,500年前の人物の格言が、現代でも読まれていること・活用されていることが驚きですね。   儒教の経典である経書の一つとありますが、儒教は孔子を始祖とする思考・信仰の体系で、中国や朝鮮半島でも今でも大切にされています。   朱子学というのは、この儒教の考えを南宋の朱熹(しゅき)が学問として体系化したものです。朱子学は、日本にも伝来し、仏教の補助的な考え方として、江戸時代から明治時代に掛けて影響を及ぼしています。   このようにアジア全般で広く伝わった孔子先生の思想ですが、なぜこれだけ多くの地域、長い期間大切にされてきたのかというと、孔子先生の言行が物事の真理と感じる方が多かったからだと思います。 なお中学3年生の国語の教科書に載っている論語は、主に学習や自分自身の成長について述べられているものが中心で、これから大人の仲間入りをしていく受験生にとって、とても意味のあるものです。   しかしながら、中学3年生の時点で孔子先生が言いたかったことをきちんと理解出来る人がどれだけいるかという疑問はあります(笑)   論語を学習する時は、2つの留意点があります。 ①現代語訳をまずは読んで、その内容が何を伝えているのかきちんと中身を把握することです。当然、そのまま「現代語訳を書け」と出題される場合も多いです。   ②次に漢文のルールです。レ点や一二点など漢文特有のルールを把握しましょう。   論語の漢文ルールはそれほど難しいものは使われていないので、映像解説などを見ると容易に把握することが出来ます。   国語の先生によっては、②→①で教えてしまう先生もいるのですが、圧倒的に①→②で学んだほうが理解が進むはずです。   なお、孔子先生の格言で私自身好きな言葉はいくつかありますが、いくつか紹介しておきたいと思います。   ①子曰く。先ず行う。その言や、しかるのちにこれに従う。 先生は言われた。まずは行動をしなさい。言葉は後からついてくるのだから。 これは仕事が溜まってくると思い出す格言です(笑)生徒さんの勉強も同じですね。   ②子曰く、学は及ばざるが如くせよ。猶(なお)之を失わんことを恐れよ。 先生が言われた。まだまだ自分は十分ではないという思いを持ち続けるのが学ぶということだ。のみならず、学んだことは失わないよう注意しなさい。 これも常に仕事で意識している点ですが、ついつい仕事に慣れが出てくると常に戒めが必要だなと思います。得点にこだわる生徒さんに捧げたい言葉です。

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たまに生徒の作文を読んでいてすごく引き込まれることがあります。   その正体が何なのか理由を考えますと、一つは「第三者の感情が伝わってくる」ことなのかもしれません。 自分自身が「嬉しかった」「悔しかった」という表現方法は第一歩として大切なことです。 さらに読者を引き込ませるには、筆者と第三者双方の感情が伝わってくることなのかもしれません。   本ブログでも毎年紹介している気がしますが、次の二名の作文を今でも忘れられません。   (山崎中学校の生徒さん) ① 陸上大会の時、ふだん「勉強しなさい」とばかり言う母が応援にきた。私は素直に喜べなかった。スタートの合図とともに、ダッシュをきめたその時、母の大きな声援が聞えてきた。「〇〇頑張れー!」少し恥ずかしかったけど、同時に私のスピードはどんどん加速していった。 (忠生中学校の生徒さん) ② 私は太鼓のボランティアとして東北地方へ向かうバスに乗っていた。まったく気が乗らず、窓の外を見ながら音楽をずっと聞いていた。現地で太鼓の演奏が終わった後、一人のお婆さんが私のところへやってきて「あなたたちのお陰で生きる勇気が湧いてきた」と言ってくれた。その時、私は胸がいっぱいになり、太鼓の演奏をしにきて良かったと思った。 推薦入試を突破した彼らは今ごろ二十歳になったころでしょう。ついこの間まで一緒に数学の問題を解いていたはずなのですが・・・   最近は作文が苦手な生徒さんが増えました。いや、昔から多かった気もします。ですので、私はまずは「ありのまま」書いていいと伝えます。実際はその「ありのまま」が難しいのですが。   都立推薦入試の作文の配点は非常にウェイトが高いです。だいたい1000点満点中、200点から250点です。高校によっては300点です。   文章とは、文字であり、言葉であり、心の表れです。たとえ心が豊かであっても、それを伝えるためには練習が必要なのです。

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